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ダイエットサポートジム「ループ」岡本整体院内へのアクセス方法
JR姫路駅南口から徒歩3分
あなたのダイエットを成功に導きます!
こんにちは「ループ」トレーナーの岡本です。
今年、姫路の桜は少し遅いですね。
今週末ぐらいが見ごろになるでしょうか?
天気予報が良くないですが、桜は楽しみたいですね。
中性脂肪は TG とかトリグリセライドともいい、健診や病院の血液検査で異常を指摘されることも多い値ですよね。
引っかかった時には「油ものや甘いものを控えましょう」などと一般的な注意をされます。
お医者様を悪く言う気はありませんが、
皆さんが知りたいはずの、その値が高いとどういう危険があるのか?や、具体的な食事内容については軽くしか触れられないことも多く、
それが故に「何をどうしたらいいのか分からない?」
「そもそも中性脂肪って何?」と思っている方が多いです。
皆さんの中には中性脂肪値を下げる事によるメリットや、具体的に何に気をつければいいのかをちゃんと理解してしっかり対策して
いきたいと思っている方もおられるのではないでしょうか?
そこで今回は中性脂肪の意味と上がりやすい状況、今日から出来る食事の工夫についてを
要点のみお話していきます。
早いうちから対策しておけば完全回復が難しくなる脳や心臓の病気が起こる前に身体を健康な状態に
戻すことが出来ますので是非最後までご読んでくださいね。
それでは始めます
まず中性脂肪の意味ですがこれはシンプルに
中性脂肪=我々がイメージする脂肪と考えていただいて結構です
脂肪にはなかなか落ちにくい「皮下脂肪」と運動などで落ちやすい「内臓脂肪」があります。
ダイエットを長い期間頑張っているのになかなか脂肪が落ちないと悩んでいる方、
結構いますよね?というか、あまりにも結果が伴わないのでダイエット自体をやめてしまう人もいます。
ダイエットでは内臓脂肪、皮下脂肪の順に脂肪が減って
いくからでダイエットを続けていれば内臓脂肪に続いて皮下脂肪もちゃんと落ちて
いきますから心配しないでください。続けていかないといけないという事です。
いづれの脂肪も身体の中で使えきれなくなって余ったエネルギーの蓄えの意味を持っています。
人間が食事を摂ると血糖値が上がります。
血糖は脳をはじめとし、全身の栄養でインスリンという血糖を下げるホルモンの働きで、
それぞれの細胞に取り込まれていきます。
しかし全身の細胞が使う以上の糖が入っていたらどうでしょうか?
その場合インスリンはは予備の栄養として糖を中性脂肪に作り変えて身体に蓄積させます
そして逆に細胞エネルギーとして糖が足りなくなると、この脂肪を分解してエネルギー
源とするということを繰り返しています。
つまり中性脂肪が高いということは消費する量より多いカロリーがいつも入ってきていますよ、という体のサインなんです。
中性脂肪は血管の壁に付着して直接動脈硬化を起こすことはありません。
しかし中性脂肪は動脈硬化を悪化させる悪玉のldlコレステロールを上げ、
改善させる善玉の hdl コレステロールを下げる働きをするため間接的に動脈硬化を促進させてしまいます。
動脈硬化が進むと突然命を奪うこともある心筋梗塞や脳梗塞を起こす可能性が高くなりますから
そういう意味で中性脂肪が高いと危険だと言えます。
そして中性脂肪が高い人は脂肪肝の方が多く糖尿病の方も多いということ・・・
いずれの病気も同じ食生活が危険因子となるので
中性脂肪が高いと言われた場合には糖尿病や脂肪肝が隠れていることもあり
ますので合わせて医師に診断してもらいましょう。
*中性脂肪値が高いとなりやすい病気
血管系の疾患・心筋梗塞へのリスク・急性膵炎
中性脂肪の高い方を診察していると「何を食べればいいですか」とよく聞かれますが
「何を食べなければいいですか?」と質問する方がいいでしょう
中性脂肪が上がりやすい状況と食生活の工夫について簡単にお話します。
中性脂肪の上がりやすい状況に食事を摂取する時間と食事のとり方があります。
実は1日の中でも食べた物が脂肪になりやすい時間がありそれは夜の10時から2時までの4時間で、
これは脂肪合成を促進する物資であるBML1という物質が多い時間だからというのが主な理由です。
そして摂り方については1日の中で同じカロリーを摂るなら
お腹を空かせて一気に食事を摂るよりも食事回数を増やして少しずつ摂るのが良いということです。
一気に食事を摂ると血糖が一気に上がり、インスリンがそれぞれの細胞に血糖を分配してもまだあまりが
あるという状況が起こって、そのあまりの多くをインスリンが中性脂肪に作り変えてしまいます。
これに対して少しずつ食事を取るとその都度細胞に分配されるので
余る分が少なくなり脂肪が増えにくいという状況になります。
お相撲さんが1日の食事の回数を2回にして、1回を大量に食べるのは効率よく脂肪と体重を増やすためで
逆に1回を少量にして回数を多く食べるようにすれば1日に摂る食事の
量が同じでも脂肪の蓄積が抑えられる・・・という事です。
仕事が忙しくて夜にドカ食いしてしまう食生活の方は中間に軽食を入れて
空腹を抑えその分夜に食べる量を減らせば1日に同じ量を食べていても
中性脂肪や脂肪肝糖尿病のリスクを下げられますので中性脂肪の
上がりやすい時間を意識し食事のとり方を工夫してくださいね。
*中性脂肪が高くなる原因
1.お酒(アルコール全般)
2.炭水化物の摂りすぎ(お腹いっぱい食べてしまうのが原因)
3.清涼飲料水(甘い野菜ジュースも含む)清涼飲料水に含まれる果糖、これがブドウ糖
などより中性脂肪に変わりやすい。果物に多く含まれている果糖ですが果物からの摂取はそれほど気にしなくてもいいですが、
飲み物から摂取すると果物ののような個体で体内で処理する時間がありますが、
飲み物は一気に吸収するのでダメです。というか、必ず太るのでやめてしまったほうが良い。
上記が当てはまる方は、まず食生活を改善しましょう
中性脂肪値コントロールのための考え方
1.食べる量(収入)1日活動量(支出)と分かりやすく例えると収入が多い(食べる量が多い)のに1日活動量(支出)が極端に少ないと中性脂肪は増える。
対策としては活動量を増やさないなら収入を減らす(食べる量を減らす)この場合、筋量も減るリスクがあります。
2.収入はそのままで支出を増やす。
この場合の問題点は、今現在の食べている量にもよりますが
かなりの運動量が必要。中性脂肪値だけではなく体重を減らしたいなら
さらに活動量を増やさないといけない。
3.収入を少し減らし支出を増やす。
このやり方が一番良いと思います。
やみくもにカロリーを減らすのではなく
やはり清涼飲料水は飲まない、砂糖は果糖+ブドウ糖なので
砂糖を含むようなお菓子、コーヒーや紅茶に砂糖は入れないなどの工夫が必要です。
要は筋トレで活動量を増やし、筋トレを続けることで筋力が増え
少しの動きでも多くのエネルギーを使う身体を作ることが一番です。
いつも言っていますが
長生きして、お金をいくら持っていても
肝心な活動ができない体では楽しむことはできませんよ。
何歳になって「楽しむ」ということが大切だと思いますよ!